近年、甚大な被害をもたらす地震や風水害が全国各地で多く発生しています。いつ起こるか分からないので、防災・減災の備えをすることはとても大切です。被害を最小限にするためにも、その土地の特徴を知ることや、今後土地やマンションを購入する際に知っておくとよいポイント等をご紹介します。
対象地や周辺の特徴を知る
新しい土地を購入しようと考えている場合、その土地について下調べを行います。日当たりや街並み等の周辺環境だけでなく、その土地の特徴(歴史や地理的特徴等)は、今後の売買の上で重要となります。
宅地
宅地とは、建物の敷地を目的としている土地を指します。水田や畑を農地転用して宅地へ造成したり、沼地の埋め立て、山間部や丘陵地の開拓といった宅地開発を経て宅地とされている土地もあります。登記事項証明書を取り寄せて、その地目が『宅地』であっても、地盤の強さは違います。地盤が弱いと、地震が起こった場合、液状化現象や地盤沈下のリスクが高くなります。
地盤の強さを知るには、古地図をチェックしたり、ボーリング調査・SWS試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)等の地盤調査を行うという方法があります。古地図を見ることによって、昔はどのような場所であったかを知ることができます。また、地盤調査を行い、報告書で地盤が弱いという結果が出ても、地盤改良工事を行い、地盤を強化することによって、安心して家を建てることができます。
地盤の強さによって注意が必要な地形
●山麓部 : 山麓部とは、山の裾野に広がった部分をいい、水はけ等がよく、宅地には適していると言えます。しかし、過去に起こった土石流等の堆積や地すべり等によってできた地形では、斜面崩壊や更なる地すべりが発生する危険があるので、注意が必要です。
●丘陵・台地・段丘 : 地盤は安定していて水はけも良く、一般的に宅地に適していると言えます。注意すべき箇所は、丘陵地や台地の端(緑辺部)です。ここは、崖崩れを起こす危険性があります。また、切土や盛土によって平らにした土地でも、土留めや排水工事の処理が不十分だと、豪雨や地震といった自然災害には弱く、崩壊や地すべりの恐れがあります。
●低地 : 低地は、自然災害に弱く、宅地には適していないのですが、人口密集地となっているところが多いです。災害リスクを下げるには、地盤をかさ上げしたり、補強するとよいでしょう。扇状地や自然堤防、昔天井川(※)だった場所等は、比較的危険度が低く、宅地としての利用は可能です。
(※天井川~川底に土砂等が堆積することによって、河川の川底が高くなること)
●開拓地・埋立地 : 干拓地は、宅地に適しているとは言えません。埋立地は、高さが数メートルあり、護岸工事等がしっかりされていれば宅地として利用可能ですが、工場、倉庫、公園として利用する方がよいでしょう。
また、どのような地盤であっても、確認をしてほしいのが『ハザードマップ』です。
その地域にどのような災害が起こる可能性があるかを、細かく色分けして示しています。
ハザードマップについては、次回詳しくご紹介します。
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